うちの場合、工務店の着工を待たずに、左官や塗装を始めましたが、
これはかなりイレギュラーで、
普通のリフォームでは、まずは解体です。
いきなり解体だと、着工してすぐに大きな騒音と大量のゴミが出ますから、
ご近所には早くから挨拶しておかないといけません。
マンションは壁1枚を隔てて直ぐに隣家ですから、ご近所の負担たるや、相当なものです。
で、うちの場合は工務店が決定したのは10月中旬で、
10月22日 工務店と一緒に近隣あいさつ回り
10月末 DIY工事スタート
11月1日 工務店工事スタート、となりました。
うちのマンションは階段室型の5階建ての1階。
1階ですので資材の搬入は楽だし、階下に対して気を使うこともないのはメリットです。
同じ階段を使うみなさんには、もちろん挨拶して回ります。
そして重要なのは、階段は隣だが、壁を接している隣家とその上階。
階段が同じだと顔をあわせることが多いので、
しょっちゅう「毎日うるさくしてスミマセン。。。」と謝れるものの、
お隣の階段はあまり顔を会わせないために、挨拶する機会は少なく、
でも一方的にひたすら迷惑をかけ続けることになります。
私はリフォーム中も住み続けていましたし、
もともと家族で35年間住んでいるマンションですし、
両親の日頃のつきあいでご近所との関係もかなり良好な方ですが、、、
それでも一度だけ、
「ちょっと朝早くからの工事がうるさくて辛いので、、。いつまで工事は続きますか?」
というお電話をいただきました。
お電話を私にいただいているうちは、まだ本当にありがたいことです。
何も連絡いただかないまま、憤懣だけが溜まっていたら、その時は大変です。
ですので、工事中に住んでいない状態でのリフォームや、
住み替えでよそから転居してくる際のリフォームなどは、
もっともっと、近隣への気遣いというのは要注意となります。
うちもどうか最後まで無事に工事ができますように。
そしてご近所とも良好な関係が保てますように、、、!
祈りながら工事を続ける毎日です。
で、その最初の解体工事。
工務店の着工前に、工務店(羽根建築工房)の和田さんが、
下地の調査がてら解体してくれました。
解体中。
ハネケンの監督の和田さん。
解体でも何でも、職人さんの手が回らないことは和田さんがやってくれちゃいます。
解体して、やっと壁下地や床下地などの状況がわかります。
設計時や見積時には「たぶんこんな感じ」と想定していた部分もわかってきて、
急遽、設計方針を変えたり、材料を変えたり、
リフォームは臨機応変さが求められます。
解体の手順を和田さんが説明してくれるので、
船木もちょっとやってみたり、、、。
でも危険な工事は恐いので、バールやかなづちや手ノコといった簡単な道具でできるところだけお手伝いしてみます。
私は以前は電動ノコギリなども普通に使っていたことがあるのですが、
一度ヤバイ思いをしてから電ノコは使いません。
はっきり言って一つ間違えば死にかけでした。
あれは本当に舐めちゃいかん機械です。
舐めて使うと、突然コワイことになります。
和田さんからも「電ノコとか危ない機械は使わん方がいいよ~。」と釘を刺されます。
と言いながら電ノコで解体していく和田さん。
見るだけだと簡単そうに見えるのですが、、、これは素人は真似しちゃいけません。
電気やガスなども傷つけないように要注意です。
(つづく)
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