みなさん、お元気にしておられますか?
「暮らしの設計ツキノオト」は今日でちょうど10周年となりました。
時代はちょうどcoved-19の対策のさなか、住まいや暮らしについても転換期を迎えるタイミングでの10周年かもしれません。
個人的には家族のためにせっせと感染防止と家事をしつつ、自宅で仕事をしています。
仕事の仕方やコミュニケーションの取り方は、社会状況にあわせ工夫する必要はあるかもしれません。
が、私はこれまでも住む人の目線で暮らしやすい心地よい家を目指して設計してきましたし、防災や健康や安心といったことも真摯に考えてきました。
その姿勢は何も変わることはないし、「住まい」に求められる要素は益々増えてきます。
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災害が来ても安全で、被災時も家を出ずに暮らし続けたい。
家でも仕事ができるようにしたい。
家にいても自然を感じられて外とつながる開放的な雰囲気はほしい。
子供が家の中で走り回ったり思い切り遊べるようにしてほしい。
庭で野菜を育てて食べたい。
花や実を楽しむ植物もほしい。
家族それぞれが篭れるようなプライベート空間がほしい。
帰宅時にすぐに手洗い・洗濯・消毒できるようにしたい。
介護しやすい間取りにしてほしい。
日当たりがよく家の中を風が吹き抜けるような間取りにしたい。
来客に対応できる離れがほしい。などなど…
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かえって夢が広がるような家づくりやリフォームができる気がします。
自分がやるべきことと求められることは何ら変わりません。
これからは私の日々の暮らしの中での工夫を伝えたり、今までの設計プランのミソなど解説したり、みなさんに伝えることにも力を入れていくつもりです。
ちなみに写真は自宅の寝室&ワークスペースです。
奥の小上がりは布団収納になっており、木の蓋をあげて布団をしまい、今は奥の机で仕事をしています。
疲れたら手前の畳コーナーでラジオ体操したり、しばらく外の緑を眺めて日向ぼっこしたり…。
あらかじめ仕事できるスペースを作っておいて今回は役立ちました!
そして、窓から見える景色は本当に大切です。
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