今日は工務店さんと設計仲間とともに大阪の和泉市の山と製材所を見学に。
戸田材木さんのご案内で和泉の岡兵木材さんの山へ。
岡兵さんは山持ちであり、林業の施業もする自伐林家であり、自社で製材までされる、非常に稀有な林業家です。
山守から製材まで一連でされているので、どこで伐られたか分からない木ではなく、「この山のこの木で家を建てる!」ことがリアルに可能です。
驚いたのが目の細かい良質な材木が多く、特に杉よりも断然ヒノキが多く植えられていること。
100年生以上の大阪産の高級ヒノキがあること自体にビックリ。
吉野の影響で密植された杉ヒノキを適宜選んで択伐されています。
大阪の山にこんな良い材木が得られる森があったこと自体が意外でした。
和泉市なので大阪の都市部からも近く、午前中だけで行って見学して帰ってくることができました。
泉北地域からは車で20〜30分の近さ。
これは文字通り、「近くの山の木で家を作る」ことができます。
とても興味深く、いつかぜひこのヒノキを住まいに使いたいと思いました。
大阪産の木材や山にご興味のある方は、まずは戸田材木さんまで!
適切にアテンド、思いの詰まった熱い詳しい説明をしていただけます。
岡兵の岡本さんはシャイなのか、黙々と伐採したり製材したりといろんな工程を見せてくださいました。
いつかMOKスクールのツアーしてもらいましょう。
朝から昼過ぎまでで帰ってこれる近山&林業ツアーです。
山の中は去年の台風の爪痕がまだまだそのまま残っています。
この山を整備して持続可能な林業や木の家づくりを続けていくために、適正な価格で和泉の山の木を使う必要があります。
ぜひ多くの心ある方に和泉の山とつながっていただけたらと思います。
2019年06月27日
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