ふぅぅ、あっという間にすっかり更新をさぼってしまった。。。
ここから一気にいろいろご報告しますよ~☆
予告しておりました、大津の「梅林の家」の見学会が無事終わりました~!
暑い中、お越しいただいた皆さま、どうもありがとうございました。
また、住まい手のYさんファミリーには、住んでる中での見学会となり、
一日お騒がせしてしまいましたが、本当にありがとうございました。(多謝!)
http://tuki-note.com/works2/umebayashi.html の完成写真は引越前でしたので、
3ヶ月暮らした生活感が出て、だんぜん良い感じになっていました!!
やっぱり家は住んではじめて生きるものですね。
「梅林の家」は二世帯の住まいですが、まずはご夫婦と3人のお子さんお母さんの共用部分&奥さんの家事スペースを解説していきます。
ダイニングからキッチンへ。
置いている雑貨など、奥さんの趣味がいいので、なんだか設計者としても嬉しいかぎりです♪


ダイニングからリビングを望む
高さを抑えた窓から見える夏の庭の緑がいい感じ♪

リビングからサンルーム、さらに和室へ。
家の中で回遊できるようになっています。
普段はお子ちゃまたちが、おもちゃの車で激走しているのかな?
垂木の間やテレビ上に間接照明を仕込んでいます。

次はキッチン、かわゆすぎます!
ここは奥さんのこだわりと、今回の設計パートナーであり住まい手の妹である山本ピロさんの提案とがうまくマッチしていると思います。
 
棚下の間接照明もいい感じ。
吊戸棚のガラスは、建替え前のおうちのものを再利用しているので、
少しレトロなノスタルジックな雰囲気もただよいます。
キッチン工事はogumaの大橋さんにお願いして、
引出しの面材はタモの剥ぎ板、引手はチークの引手を作ってもらったり、
かなり気合いの入った良い仕上がりです。
(詳しくはhttp://atawogumablog.jugem.jp/?eid=69もご参照あれ。)

こんな風にシンク下がオープンになっているのはゴミ箱などが置けて便利です。
オーブンの両脇にオープン棚があって鍋とか置けるし。
シンクの正面に少し腰壁が立ち上がってるのも、
ダイニングから手元のごちゃごちゃが隠せてよいです。
シンク左手のキャビネットは食洗機です。
これも面材をタモ板に交換しています。

こちらはキッチン裏にある家事コーナー。
奥さんの趣味の小物づくりなどはここで。
右手にはストック用の棚が並び、引戸を開けると玄関に繋がり、左手へは駐車場につながります。
壁板は大分のユウキ木産の杉板です。
ファブリックの使い方とバランスがいいので、気持ちいい家事室になっていますね!
 
こちらは家事室につながる玄関とキッチン横の階段。
階段から子供たちがお母さんのいるキッチンを覗けるようにしてるんだけど、、、
また写真撮り忘れたので、その話はまた今度。
 
玄関正面の飾り棚は、建替え前のおうちから取り外して再度据え付けたものです。
上の塗り壁の垂壁のアールも、もともとあったデザインを踏襲。
そう、「梅林の家」は、思い出を残しつつ生まれ変わる家なのです。
先代から引き継がれたものを大切にしつつ、
新たな若い世代が今とこれからの生活を育んでいくおうちでもあります。
では次回は、建替え前のおうちの思い出が詰まった、お母さんのスペースを解説します!
お楽しみに☆
「梅林の家」
設計 ツキノオト船木絵里子+モモデザイン山本仁美
施工 ツキデ工務店

2011年08月05日    

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です