4/26にフィンランドから、プロの技術者向け建築研修学校(RATEKO)の先生たちが視察に来られて、一日かけて大阪の建築学校と現場を案内させていただきました。

 

ひょんなご縁で「視察できる学校と現場を紹介してほしい」と言われ、知りうる限りベストな視察ツアーを考えお連れしました。(通訳さんがいてくださったので気楽に!)

 

まずは日ごろ各スクールでお世話になっている大阪工業技術専門学校(OCT)へ。

Ms事務所の先輩である荒井先生にご相談し、OCTの皆さんが真摯に受け入れてくださいました。

 

実習場を見学し、大工技能学科のいろんな取り組みの話を伺い、全学の留学生の受け入れ状況も伺いました。

 

 

 

それから「リカレント生」向けの授業を見学。

一度社会に出たあとに「ふたたび学びたい」と再度教育を受けることをリカレント教育というそうです。

この日の授業はプレゼンテーションの授業。

「伝える」ことを「プレゼントを贈る」ことと捉えて、どう伝えればよいかというのが、ひとりひとりに具体的に指導されています。

 

 

この授業は吉井歳晴先生と3人の設計の先生が同時に指導をされていて、なんとも羨ましい贅沢な内容でした。

OCTでは単なる建築の指導ではなく、学生のこれまでの経験や動機をみなで共有しながら、学生のキャリア設計や人間形成を一緒に考えていくという指導方針があるそうで、これに私も見学者も深く共感を覚えました。

 

また、プレゼンも図面も、最初は手書きで進め、手書きができるようになってからパソコンでパワポやCADに移行していくという方針で、これにはRATEKOの人たちも深く賛同されていました。

大工の授業も一緒で、手道具で刻みができるようになってから機械を使うように徹底されているようです。

「自分の頭で考え、自らの手を動かす」ということができるようになってから、はじめて機械の力を借りるということ。

荒井さんのいわれる「クラフトマンシップ」が十分に伝わる視察内容で、このことは4/26の一日を通して共通するテーマとなりました。

 

 

 

 

2時間の視察ではとても足らない内容で、今後もOCTとRATEKOは交流を継続しようという話になったようで、今後につながってもらえれば嬉しいです。

OCTのみなさま、視察を受け入れていただきありがとうございました!!

 

 

2019年04月29日    

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