「山添の家」の玄関は道路や畑からアプローチしやすい南側で、光溢れる明るい玄関です。
ご近所さんとゆっくり話ができる応接コーナーにもなる広いスペースを取りました。
ご近所さんとゆっくり話ができる応接コーナーにもなる広いスペースを取りました。
玄関の正面にはリビングがあり、応接コーナーの奥には寝室1の入口があります。
中央にあるタモの八角柱は、靴の脱ぎ掃きや上り下りのときに頼りになる縦手摺になります。
鴨居と手摺で十字を組んでいますが、この鴨居は暖簾掛けとして使えます。
土間は農作業の土が落ちても目立ちにくい、土の風合いのある左官仕上げにしています。
玄関の天井板、床板、上り框、応接のベンチはすべて建て替え前の古家から取り置きして使い回しました。
ガラス引戸、舞良戸、収納の引戸、ガラス窓も古家からの再利用で、いろんな柄のアンティークガラスが良い味わいです。
古建具の木部の色は、ビンテージワックスを使って調整しました。
天井板のアクセントにいれた煤竹は古民家の茅葺き屋根に使われていたものです。
煤で汚れていたものを住まい手さんと一緒に掃除して磨くと風合いがよくなりました。
応接コーナーのテーブルのスチール脚も、庭で風雨にさらされ錆びていたものの錆をDIYで金ブラシでこすり取り、再塗装して使い回しています。
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