「晴遊雨読のイエ」のキッチンは、普通に見えて、あまり普通でないキッチンです。

お料理好きの奥さんの腕前はプロ級で、いつも美味しいごちそうやお菓子を作られてます。
揚げものも多いので、油煙がLDに回りにくいように今回はセミクローズのキッチン。
でもカウンター上は開いているのでご家族の様子はよく分かります。カウンターで軽食をとったり勉強することも可能です。
でもカウンター上は開いているのでご家族の様子はよく分かります。カウンターで軽食をとったり勉強することも可能です。

コンロとオーブンはイタリアから持ち帰られた置き型のもの。
費用を抑えるために日本メーカーの既製品L型キッチンに、工務店さんが現場でステンレスの開口をカットして、コンロとオーブンを組み込んでくださいました。
現場で切ったとは思えないほど、きれいに納まっています。


L型の隅のキャビネットは使いづらいので、ダイニング側から使える収納スペースに、これも現場加工で造り替えていただきました。
下の写真のカウンター下に付いている木の扉をあけると、L型キッチンの角のデッドスペースが収納として使えるようになっているのです。
下の写真のカウンター下に付いている木の扉をあけると、L型キッチンの角のデッドスペースが収納として使えるようになっているのです。


吊戸棚の下のステンレス棚はIKEAで段取り。
よく使うボール・ざるを置いたり、水筒やタッパー類を乾かすスペースにもなりますが、そんな雑多な物がリビングからは見えにくいようになっています。

キッチンの背面には家電が置けるカウンター収納。
横には木製の食器棚。
奥には広いパントリーと勝手口。
これらは大工さんの手作りで、ほとんどが唐松・杉・桐・シナといった木で作られています。
見えにくいところは既製品や支給品を使い、よく見えるところは木で作ってもらうことで、予算内で納まって使いやすく、かつ手作り感のあるキッチンになるようにしました。

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